パックマンライクなゲーム制作過程の振り返り⓪開始まで

テクノロジー・プログラミング ゲーム制作

今回からパックマンライクなゲームの制作過程を振り返ることをやってみたいと思います。↓のunityroomで遊べるので、よければ遊んでみてください。

ゲームの実際の制作過程に入る前に少し自己紹介的な意味も含めて、作ろうと思った経緯を書いてみたいと思います。こういう人間が作ったんだな程度に思っていただければと。

これまでの経験

ゲーム制作については、特にこれまで主な経験はしてきていません。また、プログラミングも仕事で経験はありますが、そこが本職というわけでもありません。

ただ、もともと子供のころにゲームを作るのは好きでした(昔はカードゲームとかボードゲームとかの類)。その延長線でRPGツクールなんかも触ったりしていました。なので、まったくの0からというわけでもありません。

とはいえ、デジタルゲームで完成させたことはなく、unity自体も作ろうと思ってから初めて触ったものになります。四苦八苦しながらの制作でしたが、なんとか形にすることが出来ました。細かいことはこれから書いていければなと思っています。

なんでunityで始めたか

きっかけというものはなかったんですが、子供のころの趣味があったので、ずっとゲームを作ってみたいなという思いはあったんです。ただ、RPGツクールでも挫折を経験しているので、ちょっと手を出すのは億劫でしたし、ある程度、プログラミングができないと、自分の思ったようなものを作るのは難しいなとも思っていました。

ある時、ふと、今ならゲーム作れるんじゃないか?と思いました。というのも、プログラムは仕事きっかけで学んだので、調べながらなら出来そうだという感覚があったのと、昔の挫折は若さゆえの壮大なものを作ろうとしすぎてたためで、ミニゲーム的なものならいけるのではないか?と。

で、ちょっとやってみようと思いました。壮大な計画を立てると失敗しやすいので、とりあえず、paizaでC#の勉強を、ドットインストールでUnityの勉強を行いました。また、ネットにあったカードゲームのサンプルをコピペしながら作ってみました。途中で投げ出したら、その程度かなと思ってましたが、それなりに楽しく完了させて、これはいけそうだなという感覚が持てました。

ゲームの企画

カードゲームが作れた段階で、一つ、自分の力でゲームを作ってみようと思いました。個人的にカードゲームを作りたいという思いはあったのですが、ちょっと難易度高そうだなと思ったので、最初に作るものとしてはあきらめました。

色々考えて、カードゲームを作った際はオブジェクトの移動などの要素はほぼなかったため、基本的な移動動作ぐらいは学べるように基本的なアクションゲームを作ろうと思いました。ちなみに、移動動作の基本は↓にまとめています。

カードゲームの要素からデッキ構築ぐらいはいれたと思い、アクションをデッキ構築型にカスタマイズできるものにしようかなんて案も考えてましたが、ひとまず難しいことはやらないことにしました。移動はさせたい、敵も出したい、遊び要素としてアイテムを集めるというのはどうか?と考えていき、おおよそパックマンじゃないか?と思いました。さすがにそのまま作るのは味気ないので、世界観は出来る範囲で自分がイメージするものが作れるように頑張りました。

最終的なゲームではスコアランキングも用意しましたが、最初の時点ではunityroomの存在すら知らなかったので、アイテム集めてスコアがたまっていくぐらいの案でした。プラスで一つぐらい頑張る要素を入れたいと思い、羽を集めたら妖精が出てくるというイベントを追加しています。この辺も後ほどかければなと思っています。

制作着手

そんなことを考えながらコンセプトが固まっていったので、ゲーム制作に着手し始めました。最初からここまではっきりしていたわけではなく、徐々に固めていった部分もありますが、ぼんやりとは全体像をイメージしていました。

目標としてはまずは作り切ることと考えていました。初めてのゲーム制作なので、無理はしないでおこうと。でも、ある程度自分で納得できる程度のクオリティは保ちたいなと思っていました。幸い、ある程度のものまでは作れたのではないかと思っています。

また、勉強を兼ねた制作という裏目的を持っていたので、マイルールとしてプログラム系のアセットは使わないことにしました(画像などは描けないので、フリーの素材を使わせてもらいましたが。)。コピペを多用しつつ、プログラムを理解しながら制作をしています。なので、ちょっと非効率な部分もあったかなと思いましたが、勉強という目的には適っていたのかなと思います。

おわり

ということで、ひとまずは、作り始めの時期を思い出しながらのまとめでした。かなりゆっくりにはなると思いますが、色々と勉強したことを次回からまとめていきたいと思っています。

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