先日、ユリイカのJ・R・R・トールキン特集のムックを購入しました。
この特集に寄稿している人たちに比べれば、そこまでのファンというわけではないのですが、子供のころに指輪物語を読んでいたので、親近感があります。自分たちの世代だと、ゲーム世界なんかに大きな影響を与えているので、間接的には多大な影響を受けていると思うのですけれど。
この本を読んでいると、本当にトールキンの膨大な物語設定は、今でも多くの人を魅了しているのだなあ、と感嘆します。月並みな感想ですが。
特にエルフ語なんていう独自言語まで作成してしまうのは面白いですね。ちょうど、先々月ぐらいにkotobaという雑誌で言語学特集をやっていて、そこでも独自言語を作っている人の記事があって、なかなかディープな世界があるものだと思いました。
読んだ当時は分からなかったですが、トールキンは言葉の扱い方のたくみさも、指輪物語の魅力だということなので、その辺、意識しながらまた読んでみたいと思いました。
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